発売
2007年3月
画像素子
有効画画素数約711万画素・1/2.33型CCD
レンズ
6.7〜20.1mmF3.5〜5.0(8群10枚)・屈折式/35mm判換算38〜114mm相当
最短撮影距離
50cm(スーパーマクロ時Wのみ7cm)
ISO感度
80〜1600
シャッター
1/1000〜4秒
測光方式
評価測光,スポット測光
露出モード
プログラム(シーンモード選択)
連続撮影速度
1.1コマ/秒(画質サイズによって3.5コマ/秒)
動画機能
あり
フラッシュ
内蔵
モニター
2.5型TFT式(23万ドット)
記憶媒体
xD-ピクチャーカード・内蔵メモリー(約18MB)
防水機能
水深10m
サイズ
91.8(W)×59.2(H)×20.6(D)mm・155g(本体のみ)

普段一眼を使っている人にとってコンパクトデジカメの位置づけは難しいと思う.サブカメラとしてはイメージセンサーが小さく画質の点で満足いかない.メモ代わりのカメラならカメラ付き携帯電話で十分である.何らかの特徴ある個性的なカメラでないと購入するまでにはならないだろう.そういった意味ではμ770SWは防水,耐衝撃,耐低温など一眼レフにはない特徴を有するアウトドア仕様のデジカメである.

1.水深10m防水
水中撮影はほとんどしなかったので評価はできない.ただ防水ということでカメラを丸洗いできるのは便利だ.潮風でボディに塩がついたり,落とし泥だらけになったとき洗える.ただネット上で水没事例の報告が結構ある.正しい使用法でも水没事故が発生しているようだ.メーカーは何らかの対策を取るなり,注意を促す必要があると思うが,今のところメーカーからの報告はなにもない.

2.耐衝撃
1.5mの高さから落としても壊れにくいタフネスである.もちろん試してはいないが,もしものことを考えると大変安心して使える.

3.耐低温
現在のカメラはすべてバッテリーで動いており低温では使用できなくなることが多い.−10℃まで使用できるので冬の屋外撮影はほとんど問題ない.

イメージセンサーは1/2.33型で画質の点では満足のいくものではないが,小型でメモ代わりのカメラとして購入した.

実際使用してみるとボディ外装の素材のためか滑りやすい.ただでさえ背面のモニターが大きく指の置き場に困るのにホールディングに気をつかう.別売りのシリコンカメラジャケットを使用すれば改善するようだが,外装素材の変更やデザインの変更で対応すべきだろう.

ズームは38mm(35mm判換算)からで広角域が弱い.水中撮影を考えると,やはり広角域が中途半端である.本体に28mm(できれば24mm)からのズームを搭載して欲しかった.

手ぶれ補正機能はISO感度を上げシャッタースピードを速くしているだけのようだ.いわゆるレンズ群駆動式やセンサー駆動式ではない.

色々難癖をつければ切りがない.画質についてはあまり期待せず,防水・耐衝撃・耐低温を発揮できる様な環境下での使用に割り切って考えれば大変重宝するカメラだと思う.しかし結局出番がなく売却した.