発売日
2012年3月31日
画像素子
有効画素数約1605万画素・17.3×13.0mmLive MOS
処理エンジン
TruePic VI
ISO感度
200〜25600
シャッター
1/4000〜60秒・B(最大30分)
測光方式
評価測光,スポット測光(ハイライト/シャドー),中央部重点平均測光
露出モード
AUTO,プログラム,シャッター優先AE,絞り優先AE,マニュアル
AF測距点
35エリア(コントラストAF)
連続撮影速度
9コマ/秒(連写Hモード,手ぶれ補正OFF)/3.5コマ/秒(連写Lモード)
動画機能
あり
ファインダー
内蔵EVF(144万ドット)
モニター
3型有機ELモニター(61万ドット,タッチパネル).可動式
手ぶれ補正
内蔵(センサーシフト式5軸手ぶれ補正)
最大有効補正範囲 5EV
記録媒体
SD/SDHC/SDXCカード(UHS-I対応),Eye-Fiカード対応
サイズ
121(W)×89.6(H)×41.9(D)mm
373g(本体のみ)・425g(バッテリー,メモリーカード含む)

E-P3との比較外観は銀塩カメラのOMシリーズを彷彿とさせる.ただ一眼レフでもないのにペンタ部分を強調したデザインは必要か.Digital Penが成功したから,また銀塩カメラのデザインを安易に踏襲したのか.ミラーレス機になってデザイン的には自由度が増したはず.もっと冒険してもよかったのではと思う.今のOLYMPUSでは無理かな…
 
実際手にすると小さく軽い(一眼レフと比較しての話.)ややホールディングが不安な感じ.ただ背面に親指当てがあり,その点をカバーしている.
 
EVF内蔵の点は嬉しい.E-Pシリーズでも外付けEVFは欠かせない.ほとんど付けっぱなしであった.以前から内蔵の機種を出して欲しいと思っていた.できればPenデザインにEVFを内蔵して欲しかった.(今後出てくると思うが…)

EVFをレンズの光軸と同じ位置にする考えは大賛成.そのためペンタ様の上面デザインとなったのはわかるがもう一工夫欲しかった.結局ペンタ部分があるとカメラバックからの出し入れの際ちょっと引っかかり邪魔.
 
E-M5購入理由として新センサーと,もう一つは防塵防滴だ.雨の中での撮影でも問題ないようだ.個人的には防汗といったほうがいいかもしれない.滅茶苦茶汗かきで夏場はちょっと歩いただけで大粒の汗が止まらず,まるでシャワーを浴びたようになる.この汗がカメラに落ちるのが心配だ.E-M5なら心配ないか.このコンパクトさでE-5と同等の防塵防滴というからビックリだ.

ただアクセサリーポート部分はキャップを装着する必要がある.無くしてしまいそうで心配だ.カードスロットやコネクターカバーの様に分離しないでヒンジなど一部でカメラと付いたままのデザインにできなかったのだろうか.
 
ストロボは外付けになった.個人的には普段ストロボを使用しないので不便ではないが,普段ストロボを持ち歩きもしないので,いざというとき無いと困ることもある.モードダイヤルを廃止して,その部分に小型ストロボを内蔵できないだろうか.モード操作は液晶見ながらボタンを押せばいい.
 
シャッターボタンの位置はもう少し前方に出ているといい.この点は別売のバッテリーホルダを装着するとちょうどいいかもしれない.

シャッターボタンはやや高くなり,押しやすい.E-P1〜3はシャッターボタンが低くく押しにくかった.この点は改善されてよかった.ストロークは半押しと全押しの2段がはっきりしているタイプ.EOSでは段がはっきりしないタイプが好きだが,E-M5の2段ストロークは使いやすい.シャッターボタンの高さとのバランスのためと思う.(EOSのシャッターボタンはほとんど凸がなく,押し込む感じ.)シャッターボタンについてはOLYMPUSのミラーレス機の中では一番感触がいい.
 
上面の2つの電子ダイヤルがあり,操作性は向上している.特に絞り優先モードでの撮影で露出補正が簡単にできる.今までは機種によっては2アクション以上必要であった.E-M5ではファインダーをのぞきながら露出補正が簡単に調節できるようになったのは嬉しい.
 
上面反対側にはモードダイヤルがある.いつも思うのだがモードダイヤルは必要だろうか.撮影モードを頻回に変更する人はどのくらいいるのだろう.さらに移動中やバッグにしまうときなどダイヤルが動いてしまうことがある.気づかず撮影すると,露出が滅茶苦茶.見るとマニュアル露出になっていたという経験が多々ある.撮影モードを変えるのはボタンで十分と思う.(さらに空いたスペースに何らかのギミックを搭載できるだろう.)
 
内蔵EVFはVF-2と同等のスペックのもの.さらに設定により表示タイムラグを短くする設定がある.しかし当然だがさすがにOVFにはかなわない.この点でミラーレス機は動体の撮影には不利だ.
 
背面モニターはタッチパネル式.不用意に設定が変更されるのが心配なのでoffにしている.またバリアングルモニターは高位置や低位置での撮影には便利だ.
 
その他の操作ボタンは全体的に小さく押しにくい.またしっかりと押し込むようにする.ついつい力が入ってしまう.これは防塵防滴との関係がありそうだ.特に再生ボタンとFn1ボタンは押しにくい.後継機ではボタン配置を見直し,少しでも大きめのボタンに変更して欲しい.
 
AFは早くストレスを感じない.今回試すことがなかったが,動体にAFがどこまで追いつくか.動体追尾AFは向上したということだが,飛ぶ鳥にどこまで追いつくか.今後チャレンジしてみたい.またAFポイントを小さくしピンポイントでピントを合わせることが出来る.
 
画質はE-P3と比較して明らかに向上している.EOS7Dと比較しても遜色ない.正直エントリーモデルのAPS-Cサイズセンサーより画質はいいと思う.ただE-Pシリーズに比べコンデジのような派手な絵作りな感じ.この点はもう少しナチュラルな感じのほうが好きだ.
 
高感度も改善している.ISO1600程度までなら普通に鑑賞する分には十分だ.個人的にはISO1250までは余裕で使えそうだ.いままでのOLYMPUSのミラーレス機では頑張ってもISO800までだったので,暗いところでの撮影の幅が広がった.