発売
1973年
型式
ハーフ判コンパクトカメラ
レンズ
D Zuiko 28mmF3.5(3群4枚)/固定焦点
シャッター
1/200,1/40
露出モード
プログラム
サイズ
108(W)x66(H)x47(D)mm・335g


外観で最も特徴的なのはレンズ周辺のブツブツである.何か両生類の卵のようにみえる.セレン光電池式露出計である.この受光素子は半永久的に使用可能らしい.またバッテリーも必要ない.

レザーとファインダー枠は黒い.この機種以前のPenEEシリーズはグレーであった.黒の方が精悍に感じる.ボディーは金属製で最近のプラスチックのようなチープ感はない.押すだけカメラであるが他のPenシリーズと比べても見劣りしない.
シャッターボタンは他のPenシリーズが直方体であったが,EEシリーズは当時のコンパクトカメラでは一般的な円柱状である.むしろこのボタンの方がデザイン的にもワンポイントになり,可愛らしさがあっていい.

レンズは固定焦点で3〜4mに焦点が合わせてあるらしい.絞りは2枚羽根で形状はほぼ正方形である.レンズは薄く,ボディーから出っ張った鏡胴部分は約1cm程度だ.バッグに収納するときもほとんど気にならない.
ピント合わせはないためファインダーはシンプルな光学系で明るく見やすい.

露出もプログラムEE式であり,シャッターを押すだけで写真が撮れる.露出プログラム範囲外となるとファインダー内に赤いマーカーが出てシャッターにロックがかかる.逆に長時間露出や,わざと露出を長めにしてブレ写真と撮ろうとしてもできない.

とにかくお手軽カメラである.またハーフ判なのでバシバシとれる.むしろ36枚撮りフィルムを入れるとなかなか取り終わらない.

なおレンズにある距離表示はストロボ用のもので専用ストロボ使用時に距離をセットすると自動的に絞りがセットされる.