発売
1979年
型式
35mm判コンパクトカメラ
レンズ
F-ZUIKO35mmF2.8(5群6枚)/二重像合致式
最短撮影距離
0.85m
シャッター
1/500〜10秒(電子式)
露出モード
絞り優先AE
バッテリー
SR44・2個
サイズ
102(W)×64.5(H)×40(D)mm・225g
専用フラッシュA11
GN10(ISO100)・連動絞りF4
バッテリー:単3形乾電池・1本
サイズ:36(W)×60(H)×33(D)mm・65g
専用フラッシュA16
GN16(ISO100)・連動絞りF4
バッテリー:単3形乾電池・2本
サイズ:51.5(W)×60(H)×38(D)mm・80g

このカメラはOLYMPUSの米谷美久氏が設計している.1980年頃までのカメラは無骨な男性的なデザインが多いが,米谷氏の作るカメラはどこか女性的な所があると思う.PenシリーズもOMシリーズも,このXAシリーズも.CanonやNikonのカメラにはない美しさがある.
 
外装を梨地の黒塗装としたことにより引き締まった印象を持たせた.直線と曲線が上手く融合したデザインである.また魅するためだけでなく,操作する上でもよく考えられた無駄のないデザインである.前面のカプセル型バリアーはレンズはもちろんファインダーもカバーする.距離計窓にも連動したカバーが付き,いわゆるケースレスカメラとなる.
 
バリアをスライドさせることにより電源が入る.シャッターボタンは赤色で色彩的にワンポイントとなっており,その形状はフラットでボディー上面と一体化している.これはフェザータッチボタンとなっており,軽くふれるだけでシャッターがきれ,手ぶれ防止に役立っている.底には+1.5露出補正,セルフタイマー機能を持たせたレバーがあり,セルフタイマーのときは直接机などの上に置いても本体が倒れないようストッパ的な役割をする.
 
撮影については,ピント合わせは距離計連動で二重像合致式の距離計はやや合わせづらいが,このコンパクトボディにしてはしっかりした作りだと思う.ピントレバーはレンズ下にあり操作しやすいが,三脚に装着した場合操作困難だ.露出は絞り優先でボディー前面に絞りレバーが付いている.ファインダー内に500から1までシャッタースピードの表示してあるが,少し見えにくい.
 
シャッターは前記の通り手ぶれ防止のためフェザータッチボタンとなっている.非常に軽くボタンに指を添えただけでシャッターが切れてしまうこともある.逆に不注意にシャッターを切ってしまうことがあり注意が必要だ.
 
巻き上げはリアワインディング方式と呼ばれる歯車状のノブを回す方式だ.(いわゆる写ルンですと同じ方式)一般的なノブより指を大きく移動させる必要がなく使いやすい.むしろ一眼もこの方法にしていいのではと思う.
 
ホットシューはなく,専用ストロボがボディー横に付く.デザイン的に一体となるが横に長くなり,基本的にはストロボなしでの撮影がお勧めである.
 
このカメラのAEは電圧に非常に敏感であるらしく,電源として必ずSR44を使用する.(LR44ではだめらしい)
 
なおXAシリーズにはXA2,XA3,XA4.XA1がある.