カメラバッグは撮影にとっても重要なアイテムといえる.移動中の負担が大きくなれば,その後の撮影にも影響がでる.とにかく負担や面倒の少ないバッグが必要だ.また撮影シーンによって機材も違ってくるようにカメラバッグも変えるべきだと思う.いつの間にかカメラバッグのコレクションが増えてしまった.

野鳥撮影では500mmレンズが基本となる.バッグは当然500mmレンズが入ることが条件となる.移動は徒歩かバス,電車など公共交通が基本となる.とにかくコンパクト,軽量で丈夫なカメラバッグがいい.飛行機での移動の際は機内へ持ち込む制限内のサイズであることも重要だ.

街中のスナップ写真では目立たず,そしてすぐカメラを出せるものがいい.色々試しているが一長一短,帯に短し襷に長し.未だに納得のいくものに出会えていない.これからもカメラバッグは増えそうだ.
 
:バックパック    :メッセンジャーバッグ・スリングバッグ  
:ショルダータイプ  :トートバッグ,ハンドバッグタイプ  
:ウエストポーチ
:鳥撮用  :風景写真(遠征)  :街撮・スナップ(通勤も含む)

WANDRD The PRVKE 21

Kentiを通勤にも使っているが,やはりちょっと仰々しい.ちょっと山登り感がある.アーバン仕様のお洒落なバックパックが欲しくなった.(Kentiは中古購入だったし,新品バッグが欲しくなったこともある.)
 
最初に目に留まったのがpeak designのEVERYDAY BACKPACK.デザインは合格.100満点で200点を付けたいぐらい.ただ完全な2気室にならないため,小物の収納に不向き.たとえば上室に文具,折り畳み傘,ボトル,ヘッドホン,衣類,スナックなどなど入れると,小さなものは隙間から下室へ落ちてしまう.却下.

次に候補になったのが海外の情報サイトのレビューで見つけたThe PRVKE.ただ日本では未発売,ネットで購入となる.Enduranceの失敗があったので二の足を踏んでいたが,結局購入してしまった.(2019年10月銀一が取り扱いをはじめた.)

見た目クールで格好いい.ミラーレスカメラにレンズ2〜3本入る.機材収納スペースは街撮には十分.アクセスは2方向.まずはサイドアクセス.残念なのは片側からしかアクセスできない.この点はEnduranceと同じで.向きも逆にして欲しかった.また背面がフルオープンできる.前に抱えるようにしてオープンする際,ストラップを付けていれば90°でとまり,立ったまま機材へアクセスできる.いわゆる駅弁の立ち売りのような感じ.(上手く説明できないのでメーカーのYouTubeから画像を切り出した.)

Kentiにはなかったボトルホルターがついているのは○だが,ペンホルダーなどの小物収納がないのはX.バッグ用の仕切りを別に購入し使っている.
 
サイズ(外寸):43×28×16.5cm
重量:1.3kg

LinkIconWANDRD

peak design EVERYDAY TOTE

ちょっとカフェや昼メシに行くとき,ついでにスナップを撮ろうと鞄にカメラを忍ばせて出かけたい.ついでに読書用のiPadも.でもバックパックを持ち出すほどでもないし….そんなシチュエーションの時は,このトートバッグがいい.カメラバッグではなく普通のトートバッグにインナーボックスを入れてもよかったが,やはりpeak designのデザインに惹かれて買ってしまった.
 
ショルダーストラップはちょっとツルツルして,なで肩なので,すぐずれ落ちてしまう.滑り止め加工が欲しかった.またこのストラップを伸ばし,ショルダーバッグとしても使える.ただストラップは細めで,やや肩に食い込む感じで痛い.もっとも荷物詰めすぎで重いのが問題かもしれないが….結局ショルダーにするときは別の幅広ストラップを使っている.
 
サイズ(外寸):40×37×20cm
重量:0.9kg

LinkIconpeak design

f-stop AJNA

望遠レンズはthinkTANKを使っていたが,デザイン的には面白味がない.遠征で飛行機移動の時など機材を詰め込んで持ち運ぶにはいいが,普段の鳥見では汗で濡れた服を入れるため2気室タイプの方がいい.
また機材もm4/3が中心となり,レンズもコンパクトになり,それに会わせたバッグと調達することにした.

Kentiが非常によかったので,同じメーカーでm4/3の300mmやフルサイズの100-400mmクラスのレンズが収納でき,さらに2〜3本のレンズや2泊程度の遠征用に衣類等が入るバッグとして選んだのが,AJNA(アジュナ).ちょうどRED BULLとのコラボで,グレーにダークレッドのラインの入った限定モデルが発売していた.どうも限定品に弱い.もちろんこのモデルを購入した.

f-stopのカメラバッグシステムはカメラバッグに用途に合わせたサイズのカメラ収納ユニット「ICU」を組み合わせて使う.上記レンズを収納するならICU Large Proを組み合わせる.収納力は十分.
 
ただ上下室を隔てる生地はなく,上室の底がICUの上面となる.案の定,小物は隙間から下に落ちてしまう.仕方なく,ナイロン製の袋を取り付けるようにして,上下室を隔離するようにした.
 
それ以外に欠点もなく.現在鳥撮のメインバッグである.
 
サイズ(内寸):31.6×47.8×17.3cm
サイズ(外寸):59.7×33×26.7cm(40リットル)
重量 :1.7kg+ICU(total〜2.5kg:with ICU Large Pro)

LinkIconF-stop

f-stop Kenti

Enduranceの失敗で再度カメラバッグ探し.ネットでこのKentiのレビューを見つけた.まず機材収納スペースが十分あり,左右サイドからのアクセス可能.そのうえ軽い.前面にはペンホルダーなど小物収納もある.2気室タイプで上はロールトップで,収納量を調節できる.背面にはノートPCも収納できる.初めネットで見つけたときは,「これだ!」と思った.
 
しかし問題が!すでに製造販売終了している.それでも諦められず,中古で探した.国内では見つからず,結局ebayでグレーのものを見つけ購入した.アメリカから到着したものは思ったよりくすんだグレーで,妙な臭いがする.これでは使えない.思い切って洗剤でゴシゴシと洗ったら,少し明るめのグレーになり,臭いも消えた.前の持ち主は結構使い込んでいたようだ.
 
大きさはスペックでは25リットルとあったが,結構小さく感じる.2気室であるが完全に分割されたものではない.濡れた衣類を入れることを考えると完全な2気室のバッグがいいが,この手のバッグはファスナーなどで仕切るだけのもので,外せば1気室として使えるものが多い.Kentiも同様で,上下仕切りをマジックテープで付けるタイプだ.しっかりと付ければほぼ隙間なく仕切れる.(もちろん水分や湿気の完全分離は無理だ.)
 
下は機材スペースで中央で仕切り左右に分離できる.左右両方からアクセスできるので,一方に300mmや100-400mmを立てた状態で楽々入る.反対にはカメラや短いレンズを入れられる.機材収納に関しては満点!
 
上室は着替えや小物を入れられる.ロールトップなので荷物が多くなっても多少なら対応できる.
 
ちょっとした鳥撮には十分すぎる.小物入れやノートPCも収納でき通勤にも使っている.ただ一点欠点を挙げれば,ペットボトル用(三脚用兼用)のホルダーがついていない.アクセス用フラップの上に付けられないのだろうか.ボトルホルダーを付けリニューアルしてくれたら,今度こそは新品で購入したい.
 
現在は通勤用にThe PRVKE 21を使うようになり,Kentiの出番は減ったが,お気軽鳥撮用に使っている.

サイズ(外寸):43.2×27.9×21.6cm
重量:1.54kg

thinkTANK エアポートアクセレレーション

大きさは500mmレンズが入り,航空機の機内持ち込みも可能な大きさである.デザイン的には長方体でサイズいっぱいに収納できる.
 
航空機での移動では座席下に入れることもあり,ポケットなどの出っ張りは出し入れのとき座席の足に引っかかり邪魔である.このバッグは出っ張りもなく,さらにストラップも隠すことができ,収納の際はスムーズでいい.単純に大きさだけでなく,移動や収納を考えたデザインだ.
500mm用のメインのバッグである.

ただ夏場の撮影では汗かきのため着替えを持ち歩きたいが,汗で濡れた服をメイン室に入れるわけにはいかず,前面のポケット(本来はPCケースを入れる場所)に着替えを入れている.できれば2気室のバックがいいが,500mm収納ができ,航空機持ち込みサイズだと無理かな.

現在は普段の鳥撮では500mmを持ち出すことが少なくなり使用していない.飛行機などで遠征に行くときの機材運搬用に使っている.

サイズ(内寸):31.6×47.8×17.3cm
サイズ(外寸):35.6×52.1×22.9cm
重量:2.2〜2.5kg

LinkIconthinkTANK photo

thinkTANK グラスタクシー

300mmF2.8や500mmF4を持ち出すのにthinkTANKのエアポートアクセレレーションを使用しているが,ちょっとした撮影でレンズのみ単体で運搬したいときは大きすぎる.

そこでレンズ単体用のソフトケースを探すことにした.以前Canonから300mm以上焦点距離のレンズ用のソフトバックが発売されていたが,現在はなくなってしまった.代わりにネットで見つけたのがこのグラスタクシー.

基本は300mmF2.8にカメラボディと装着した状態で収納可能.さらに単体なら500mmF4レンズも収納可能.もちろんフードも.(フードの径を考慮せずバッグを買って結局使いものにならなかった経験がある.注意しましょう.)

運搬はハンド,ショルダー,バックパックと3Way.これも便利.状況に合わせて選べる.

サイズ(内寸):21.1×41.4×20.3cm
サイズ(外寸):21.6×43.2×24.1cm
重量:0.9〜1.7kg

LinkIconthinkTANK photo

Endurance

BURTONのバッグが壊れ,同シリーズの後継ニューモデルの購入を考えたが,最近流行のサイドからの出し入れができるバッグを候補に考えた.もちろん2気室タイプ.
 
第一候補はThule Covert DSLR Rolltop Backpack.新宿の店舗で実物を見たが,デザインは格好いい.ただ機材収納スペースは思ったほど入らない.本体重量も予想以上に重い.
次にネットで見つけたのが,このEndurance.プロカメラ監修のカメラバッグという触れ込み.ネット販売のみであったが,値段も手頃でもあり.実物を見ずに購入.(現在はわからないが,当時は店舗では扱っていなかった.)

デザインはThuleと比べると,どことなく野暮ったい.外装の生地は撥水性があるようだが,汚れやすい.生地の編み目に泥が入ると,なかなかとれない.もうちょっと目の細かい生地か,ナイロン製のツルツルしたものが好み.まあ我慢できる範囲かな.
 
本体の大きさはちょうどいい.機材収納もm4/3システムなら十分だ.E-M1 + MZD300mmF4 PRO,MZD7-14mmF2.8 PRO,MZD12-40mmF2.8 PRO,MZD60mmF2.8 Macro,双眼鏡が入る.CanonならEOS7DにEF100-400mm Lを装着した状態で収容できる.最近の鳥見スタイルはMZD300mmF4 PROかEF100-400mm Lで出かけることがほとんどなので収容量的にはOK.ただ上記機材を入れるとギスギスでサイドから取り出すのがちょっと大変かな.もう少し大きければスムーズに出し入れできると思う.

またサイドからのアクセスも両側からはできず,一方から.自分は左ショルダーハーネスを外し,右ハーネスを掛けた状態にカメラバッグを前にずらしアクセルしたかったが,反対になってしまう.人には利き腕があり,右アクセス,左アクセスと両方からアクセスできるようにしてほしかった.
 
小物用のポケットは多く,便利ではあるが,マチがあまりなく,厚みのあるものは出し入れしにくい.
 
悪くはないのだが,実際使ってみると,何か引っ掛かる感じ.デザインもダサく,何とも中途半端.感覚的なものだが,その感覚的なものって重要だ.正直購入失敗だ.結局あまり使うことなく処分となった.

BURTON Camera Backpack

BURTONはスノーボードのメーカー.ここが作ったカメラバッグをたまたまネットで見つけ購入.結構これが使いやすい.今はニューモデルになっており,手元にあるバッグの正式な名称や型番は不明.

メインの機材室はおよそ35×25×13cmで,100-400mmズームレンズに標準ズーム,マクロレンズ,さらに双眼鏡にその他アクセサリーをいれても十分.お気軽バードウォッチングには最適.上部にもう一部屋あり,高さ,奥行きともに10cmぐらいか.さらに機材を持って行きたいときは,ここに入れることもできるが,普段は着替えや雨具などを入れている.背面にはノートパソコンが入れられるポケット,さらにその外側にはオープンポケット.濡れた雨具など一時的に入れることができる.左右にもポケットがあり,三脚も装着できる.

最近では一番出動回数の多いバッグだったが,ファスナーが壊れてしまい,廃棄処分となた.

ハクバ GW-ADVANCE PEAK 25

通勤用に購入したバックパック.仕事帰りはカメラ片手に5kmぐらいは歩くのでバックパックがいい.カメラ1台に標準ズームもしくは単焦点レンズの1本のみ.機材スペースはそれほど大きくなくてよい.そして軽量なもの.それに合致したのがこのバッグ.
 
3気室になっており,下の機材スペースは両サイドからのアクセスができ,立ったままカメラの出し入れができる.上部には小物,前面にはウインドブレーカーなどの衣類を入れることができる.ただペンホルダーや小物用の仕切りやポケットはついていない.通勤用としては欠点となる.
 
またハクバとしては売りの「首負担がZEROフック」はイヤホンのコードなどが引っ掛かったりするので邪魔で必要ない.スナップ撮影の機材なら首負担も少ないし,このフックを外したいのだが構造上できない.

ほぼ毎日のように使っていたが,ショルダーハーネスの裏地がすれてしまい,ボロボロ.
 
サイズ(外寸):29×59×23cm(25リットル)
重量 :1.4kg

incase Ari Marcopoulos Camera Bag for SLR Camera (CL58033)

スリングバッグはカメラをすぐ出せるのがいい.TIMBUK2のInformant Camera Slingよりやや大きく,デザインも高級感があって気に入っている.機材の結構入る.

デザイン優先なのだろうか,外側にポケットがない.ちょっとした小物の収納に困る.ポケットがあるのとないのでは全然違ってくる.

ショルダーハーネスに肩パットが固定されているのも気に入らない.ハーネスの長さを変えて前面にバッグをずらそうとするとき,肩パットはしっかりと肩の位置のままで,ハーネスのみが動くようにして欲しい.この点はTIMBUK2に軍配.またハーネスの固定や開放の方法も2アクションが必要.この点も1アクションのTIMBUK2に軍配.

デザインはいいのだが,いまいち使いにくい.結局手放した.
(結局メッセンジャーバッグ・スリングバッグの類いはあわないようだ.)

サイズ :43×28×17cm
重量 :1100g

TIMBUK2 Informant Camera Sling (M)

TIMBUK2はサンフランシスコからの黒船.いわゆるメッセンジャーバッグのメーカーでカメラバックも作っている.たまたまネットで見つけ,OLYMPUSのm4/3に丁度いいだろうと購入した.しかし思ったほど収納量はない.さらにOLYMPUSのレンズがPROシリーズになり大柄になり,このバッグでは中途半端な大きさ.

小物入れのポケットもいまいち.バッグ自体に伸縮性がないため使いづらい.
丈夫で物自体はいいのだが,自分が考えていた使い方には合わなかった.ほとんど使わず,手放した.

サイズ :46×23×9.5cm
重量 :970g

f.64 BP Large Backpack

TENBAのP-9XXの代わりに,しばらく登山用のバックパックを使っていた.500mmレンズをぼろ布で巻き,運んでいたが,やはりちゃんとしたカメラバッグの方がいいだろうと,このバッグを購入した.
 
このバックパックは現在日本では発売されていない.国内にもf.64ブランドのバッグはあるが,企画製造は本家アメリカのものとは違うようだ.(国内f.64ブランドのものはエツミが製造しているのだろう.デザインも他のエツミのバッグや国内他社メーカーのものと同じでダサイ.)これはアメリカ国内で販売されているもの.

デザインがいい.シンプルだ.上部は曲面で優しいデザインだ.サイドに付くポーチはちょっと大きすぎ.いつも外したままだ.

サイズ的にはどうにか500mmレンズがおさまるが,奥行きはレンズフードの方が大きく,ややバッグが膨らんでしまう.
結構長い間使っていたが,流石に色々ほころびが目立ち,thinkTANKのバッグを購入後手放した.

サイズ(内寸):43×33×15cm
サイズ(外寸):46×36×18cm
重量 :2.3kg

TENBA P-9××

最初に買ったカメラ専用のバックはTENBAのP-900番台のもの.ショルダータイプだが横長でTamronの200-500mmが入った.北海道に初めて行ったときも,このバッグだった.結構長い間使っていた.そのうちあちこちすれて,カビ臭くなり,廃棄してしまった.
 
結構お気に入りで同じシリーズのものを購入しようとしたが,生地が安っぽいものに変わってしまっていたため,購入しなかった.