初めて三脚を手にしたのは小学生の頃,自宅にあった7〜8段のコンパクト三脚,いわゆるガチャガチャと脚が伸びるタイプ.もちろん記念写真を撮ったりするもの.

野鳥撮影を始めてTamron500mmレフレックスレンズのために購入したのがVelbonの三脚.型番は忘れたが補強ステーの付いたもの.その後レンズはSP200-500mmとなり,三脚も本格的なMark-6に買い換えた.

 
 

  • 高さ 155〜45cm
  • 縮長 68cm
  • 脚径 29.5mm
  • 段数 3段
  • 重量 3.9kg
  • 最大積載 (不明)

Canon NFD500mmF4.5L購入とともに新しく購入した.アルミ製で,当時の他社同クラスの三脚と比較してやや軽量と記憶している.最近のカーボン製と比較すると当然重い.作りはしっかりしており,デザイン的にも無駄のない,やや無骨な感じもするが,それが頼もしい印象を与える.結構お気に入りで長い間メインの三脚であった.丈夫なのをいいことに結構乱暴に扱ったが,ビクともしなかった.ただ潮風を浴びた後のメンテナンスをしなかったので,さすがに錆が出てきた.
長い間相棒でお気に入りの三脚は新しい三脚を購入した後も捨てられず,しばらく手元に置いておいた.しかし新しいカーボン製の軽量三脚の魅力には勝てず使用頻度が減り,結局引っ越しの際廃棄処分した.
   


  • 高さ 146.5(173)〜14.2cm
  • 縮長 58cm
  • 脚径 32mm
  • 段数 4段
  • 重量 2.3kg
  • 推奨積載 7kg

Velbon Mark-6の後継として購入した.
Mark-6は結構気に入っており同じものを購入しようとしたが,すでに生産終了となっていた.Mark-7も検討したが,こちらはさらに重い.軽量のカーボン三脚で500mm級レンズの使用に耐えられるということでこの三脚を購入した.スペック的にはMark-6に近いがやや強度的に劣る.500mmクラスのレンズならもう一つ上のクラスを選ぶべきかもしれない.全体的には可もなく不可もなく,よくまとまった製品といった印象だ.
現在はメインの地位をGITZOに譲った.
  


  • 高さ 135(164)〜0cm
  • 縮長 57cm
  • 脚径 28mm
  • 段数 4段
  • 重量 1.8kg
  • 耐荷重 12kg

野外での花の撮影などを考え購入したのがエクスプローラシリーズである.GITZO2型の三脚となる.
一番の特徴はセンターポールが三脚のセンターに位置しておらず,べーズの横に付いたデザイン.三脚部分とは別にセンターポールが自由な角度に傾けることができる.これにより地面近くなど自由な構図で撮影できる.ただ一般的な使用ではポールがセンターにないため若干全体のバランスは悪くなる.
 
また脚がそれぞれ自由に最大開脚まで開閉し,希望の角度でロックさせる.一般的な三脚は大体30°あたりで一旦止まり,それ以上開脚する場合はロックをはずし開脚する.しかしこの三脚はロックを外すと3本の脚がそれぞれ最大開脚位置までの自由な角度に開脚する.平地で普通に使うとき,すなわち各脚を同じ角度に開く場合,1脚ずつ別々に同じ開脚角度になるように合わせてロックする.標準的な開脚角度でクリックがあるといいのだが,そういった機構はなく,脚のもとに小さなマークがあり,目測で合わせる必要がある.平坦な場所で3本の脚を同じ開脚角度に合わせるのはちょっと面倒だ.三脚部分に関しては一般的な三脚構造にして欲しかった.
結局三脚部分の使いづらさから出動することがなくなった.
  


  • 高さ 131(156)〜10cm
  • 縮長 64cm
  • 脚径 28mm
  • 段数 3段
  • 重量 2.4kg
  • 最大積載 8kg

以前からこの三脚の存在は知っていたが,買うには踏ん切りがつかなかった.たまたまネットオークションに出品されていたので思わず衝動買い.
 
脚の伸展は引っ張るだけで,止めたところで勝手にロックがかかる.たたむときはロック解除ボタンを押して脚を押しこむ.すぐセッティングできる優れもの.野鳥公園などの観察小屋で撮影するとき,観察用の窓の高さにすぐ合わせられる.さらに高さの違う観察窓に移動するときも簡単に再調節できる.今まで三脚の高さを調節している間に逃げられてしまうことがあるが,これからは大丈夫かな?

ローアングルも可能.またManfrotto特徴のセンターポールを水平ポジションにできる.ただポールを分割してセットする必要があり,ちょっと面倒.
 
収縮時は64cmと長め,カーボン製ではなくアルミ製で重さも2.4kgある.結構ずっしりとくる.Velbonの740と比べると脚は細め.
さらに伸展すると外側の脚が下の伸びる構造で,伸展状態だと上部脚部が細く下部脚部が太い,一般の三脚とは逆になる.一番下の脚部分は脚ロックなどの構造もなく砂場での使用でも砂が入ってこない.干潟の撮影にも安心だ.(これも購入理由の一つ)
 
よく望遠レンズをつけて脚を伸ばしたまま肩に担ぐことがある.(メーカーはこういった使い方を推奨していない)肩に担ぐ上部の脚部分は細いので強度的に少し不安があったが,実際の使用では今のところ問題はない.ただ脚が細いので角度によっては肩に食い込んで痛い.

500mm望遠レンズを装着したとき揺れが結構あった.特殊なロック方式が原因ではないだろうか.全体的に遊びの部分が大きいように感じる.さらに脚部と台座の固定が弱い印象.ねじれにも弱い.300mmレンズが限界だろう.マイクロフォーサーズクラスのミラーレスシステムも問題ないだろう.
  


  • 高さ 120(148)〜42cm
  • 縮長 49cm
  • 脚径 28mm
  • 段数 4段
  • 重量 1.5kg
  • 耐荷重 5.5kg

ちょっとした撮影に持っていく軽量三脚として購入した.GITZOの2型三脚となる.
これはアルミニウムでもカーボンでもないバサルトという素材製だ.購入時はスペックのみで購入し,初めはカーボン製とばかり思っていた.このバサルトは玄武岩のことでファイバー化することに成功し三脚に使用したということだ.カーボン同様軽量で振動吸収性に優れているらしい.
 
特に不満もなくちょっとした撮影に出動している.強いていえば小旅行の時などはもう少し軽いほうが良かったかな.軽量化のためセンターポールはローアングル対応のショートタイプ(別売)に変更した.
  



  • (MTT2-P02:雲台付)
  • 高さ 11cm
  • 縮長 18cm
  • 重量 0.17kg
  • 耐荷重 2kg
  • (209)
  • 高さ 4.5cm
  • 縮長 13cm
  • 重量 94g
  • 耐荷重 2kg

名前の通りテーブル上にセッティングして使用するミニミニ三脚.ボール雲台付き.
小動物や植物など超ローアングルでの撮影用に購入したが高さが微調節ができず,結局使用機会がない.間違って踏みつけてしまい,呆気なくお陀仏さん.
 
その後テーブルフォト用に再度購入.製品構成が変更となり三脚部のみ(209)の構成となった.さらに延長ポール(259B,重量90g)も追加購入した.こちらは15.6〜25cmの延長が可能である.


  • 高さ 43〜4.8cm
  • 縮長 31.5cm
  • 段数 2段
  • 重量 1.2kg
  • 最大積載 23kg

水辺や砂地での撮影で,一般的な三脚では脚固定用のリングのところなどから水や砂が入り込み,最悪使えなくなることもある.この三脚は脚部分を収縮させるとき太い脚に細い脚が入っていくのではなく,上部脚は左右2本構造で2本の脚の間に下位の脚が収まるタイプ.木製三脚と同じ構造.シンプルな構造で水辺での使用でも問題ない.水辺や砂地での小動物などのマクロ写真目的に購入した.
 
さらに積載23kgという嘘のような頑丈さ.その分,伸ばしても43cm.マクロ撮影など低位置での撮影のみしか使えない.(もちろんそのために購入したのだから問題なし.)
  


  • 高さ 137〜23cm
  • 縮長 49.5cm
  • 脚径 25mm
  • 段数 5段
  • 重量 1.6g
  • 最大積載 3kg

ミラーレスカメラになって軽量システムを組むことができるようになった.三脚は大は小を兼ねるとはいえ,旅行の時など携帯性を考えれば軽くコンパクトなほうがいい.手元のGITZO2型は,やや縮長が長く,ややかさばる.携帯にはいまいち.たまたま量販店でこのFLATシリーズが目に入った.最初手にしたのが下のクラスの225.軽く,名前の通り3本の脚がたたむとフラットになる.携帯に便利だ.ただ伸ばしたときちょっと低い.結局上位の255を衝動買いしてしまった.
 
店で持ったときはGITZO2型よりも軽量に感じたが,実際はほとんど変わらない.しかし軽量感以上にフラットになる形状は携帯上非常に便利である.また小型雲台を付けた状態でも縮長はちょうどいい.
 
さらにローアングルも可能.これは購入に大きく影響した部分でもある.他社のフラット三脚をみるとBENROのものはローアングルに対応していない.変わり種のSIRUIのS-Nシリーズはローアングルが可能らしいが,センターコラムを付けたためちょっとかさばるデザイン.(元ネタのCULLMANNのものはローアングルもできないようだ.)そうみてくるとこのFLATシリーズは携帯性,機能性ともにベストと思う.
ただ強度的にはいまいち.結構ぐらぐら,ねじれにも弱い.結局同程度の重量のGIZTOの1298の方が使い勝手はいい.
 
ちなみにこの三脚にはSBH-300DQという自由雲台が付いているが,アルカスタイルのクイックプレートが使いたかったのでBENROのB00というアルカスタイルクランプ付きの自由雲台に変えている.
  


  • 高さ 134cm
  • 縮長 48.5cm
  • 脚径 37mm
  • 段数 5段
  • 重量 2.15g
  • 最大耐荷重 25kg

やっぱりGITZOがいい.
VelbonのNeoCarmagne740は比較的コンパクトで非常に使いやすかったが,500mmクラスのレンズでは強度にやや不安がある.もう一つ上のクラスの方がいいだろう.このクラスとなると自然とGITZOになってしまう.飛行機での移動のときスーツケースに入る大きさのものを探すとこのGT4552に出会った.販売店のスタッフに聞くと結構人気商品らしい.
 
購入前心配だったのは5段式のため強度的にどうなのかであったが,実際の使用では非常に安定している.
ただ閉脚するとき3本の脚が中央にそろって止まらず,反対側までいってしまう.パッと閉じて移動したいとき,結構イライラする.
 
また脚の先を水の中へ入れて撮影することがあるが,脚の中に水が溜まってしまう.三脚全体を逆さにして水抜きする必要がある.NeoCarmagne740ではそういったことはなかった.気密性がよく水が入らなかったのか,入ってもすぐ抜けていたのか?わからないが結局気にせず使っていた.このGITZOは脚部分の先は気密性が高いが,脚ロック部分から簡単に水が進入するようだ.個人的には予想外の『欠点』だ.実際の使用では非常に不便だ.(GITZOのオーシャンシリーズはどうだろう.でも結構高いし…)