CP+ 2010

今年からCIPA単独主催となったフォトイベント.直前のPMAにはCanon,PENTAXは不参加で,このCP+が注目された.一方主催がCIPAのみとなったためサイドパーティのアクセサリー等の中小企業の参加が減ってしまった.撮影小物の掘り出し物を見つける楽しみが減ってしまった.

日本写真映像用品工業会は協賛として参加しているが,去年まで無料で配布していた「写真映像用品年鑑」は配布なし.逆に販売していたCIPAの「カメラ映像機器総合カタログ」が無料配布となった.

またどうでもいいことだが,以前は各メーカーがカタログを入れるためロゴ入り紙袋を配っていたが,今回見られなかった.やはり不景気の影響か?

OLYMPUS
マイクロフォーサーズ機に力を入れていた.一方フォーサーズ機に関してはE-3後継機やレンズなどのアナウンスはなく,ちょっと寂しい,いや不安といったほうがいいかもしれない.
 
マイクロフォーサーズ関連では発売間近のレンズがガラスケースに展示,特にMZD ED 14-150mm F4-5.6はモックアップとなっていた.
一番気になっていたのがE-PL1の水中ハウジングPT-EP01.思っていたより軽量であるが,思っていたより大きい.EVF非装着でのハウジングにしてもう少し小型化できなかっただろうか.この大きさならレンズポートを交換式にして欲しかった.
 
Canon
特に新しいものはなし.一番期待していたのが超望遠レンズのリニューアル.しかし現行品の展示のみ.あるネットショップでは「メーカー在庫切れ」となっており,そろそろ新製品ではと期待していったが…
スタッフに聞いたが手を合わせてすまなそうに「まだいえません」と.印象としては近日リニューアル発表では?
 
SONY
α一眼レフはコンセプトモデル2機種が展示,レンズはDistagon T* 24mm F2 ZA SSMが展示.シルバー鏡胴の超望遠レンズ500mm F4 Gと合わせてガラスケース内展示であった.
 
ミラーレス機に関してはステージに展示されており,距離がある.手前のカウンターにはほぼ実寸の大まかなモックアップモデルが置いてあり,手に取ることができる.大きさはほぼE-P1と同じ.APS-Cサイズのセンサー搭載を考えると結構頑張っている.
 
Nikon
今回新製品発表はなかった.D3SでISO102400での撮影が体験できるコーナーがあった.高感度撮影体験コーナーはCanonもやっていた.
 
Panasonic
直前に発表されたG2を展示.G10は参考出品でケース内にあった.それ以外新しいものは発見できなかった.
 
SIGMA
SD15,DP2s,DP1xを展示.個人的にはやっぱりDPシリーズはまだAF,書き込みが遅い.E-P1/2がでた現時点ではお散歩カメラとしてはいまいち.ただFoveon X3センサーを使ってみたいならどうぞといった感じだ.
レンズでは直前に数本発表されたが,気になるのは85mm F1.4.しかしケース内展示であった.さらにカタログを見て気になるのがフォーサーズマウントのレンズが整理され7本のみ.一方PMAのインタビュー記事でマイクロフォーサーズなどミラーレスカメラ用レンズの開発を検討しているとの発言もあり,こちらは楽しみだ.
 
PENTAX
今回一番人集りができていたのではないだろうか.645Dを触ろうと行列ができていた.今回買うわけでもないのでスルーした.
 
FUJIFILM
昨年はGF670Professionalを触ろうと人集りができていたが,まったく人が寄りついていない.P社の645Dの出現で中判デジタルも手の届くところにきたのが影響しているのかも.
 
一方FinePix REAL 3Dには力を入れているようだった.アバターで3D映画が話題となり,テレビも3Dが発売となるなど,今年は3Dがキーワードとなるだろう.個人的には3Dは盲点であった.今後の動きに注意が必要だ.
 
直前発表のFinePix HS10の動画キャンセルも実演していた.
今回もFinePix S5 PROの後継機は姿はなし.
 
RICOH
GXRは注目の的であった.ただ個人的にはA12のAFが遅い,特にマクロ写真では使いものにならないと思った.また将来の可能性としてライカMレンズマウントユニット,ハッセルブラッドに装着するデジタルバック様ユニットなどを展示していたが,どれもコンセプトであり商品化はなさそうだ.
 
その他
TAMRONは直前発表のSP 70-300mmF4-5.6 Di VC USD (Model A005)を,TokinaはAT-X 16-28mm F2.8 PROを展示していた.
 
ケンコーブースでMetzのワイヤレススレーブ発光のリングライト15MS-1 digitalを見たが,思っていたより軽かった.
ルーモスジャパンではLEDリングライトは発表.LEDリングライトは珍しくもないがヘリコイドを回すとLEDの角度が変えられ照射光軸が可変する.発売は未定のようだが注目だ.
 
Kowaからは参考出品ながら500mm F5.6マニュアルフォーカスレンズを出品していた.前回駒村商会からELICARブランドの300-600mmF3.8-5.6 Macroが参考出品されていたが,どうなったのだろう.今回駒村商会は出展していない.
 
エツミのライブビューフードも注目.同様の商品はカメラ側液晶周辺にシールを貼るものがほとんどだが,この商品はカメラに細工する必要はない.フード側の粘着部のみで装着する.
 

-Mar.2010