昨年は震災やタイの洪水で新製品のスケジュールが滅茶苦茶になってしまい延期が続出したのだろう.今年は仕切り直しで新製品がドッと出てきた.さらに今年はロンドンオリンピックでもあるし…

OLYMPUS
何といってもOM-D E-M5.発表から時間が経つにつれデザインの印象はいまいち微妙かな.一眼レフでもないのに何でOMに似せてペンタ部分をデザインするのか?ちょっと残念.(EVFを光軸にもってくるためとは分かっているが,もう一工夫欲しかった.)実機を触って見ると大きさも微妙.発表当初と違い,外観からは購買意欲はわかない.
 
スペックで気になるのは1600万画素のセンサー.ネット情報によるとPanasonic製ではないらしい.SonyかSamsungか,それとも…どこでもいいから高感度の画質アップを期待したい.防塵防滴や5軸手ぶれ補正など搭載.この辺は気に入っているところ.
 
AFは早かった.しかし期待のフォーサーズレンズとの相性は今までとほとんど変わらない.AFは遅いし,よく迷う.動体には使いものにならない.
 
早くマイクロフォーサーズ規格で松の望遠レンズを出すか,何らかのギミックでまともにフォーサーズレンズが使えるようにして欲しい.さらに夢を見るならEVF内蔵(NEX-7スタイル),防塵防滴,5軸手ぶれ補正内蔵のPenシリーズのフラッグシップ機Digital Pen Pro(仮)を手にしてみたい.
 
一方,気になる2本のレンズ.ED 75mmF1.8とED 60mmF2.8 Macro.ともに参考出品.特に60mm Macroは防塵防滴でE-M5との組み合わせでネーチャーフォトの撮影に最適だろう.
 
SIGMA
開催直前にビッグニュース.SD1 Merrill.SD1とスペックは全く同じで値段は20万円前後になるそうだ.購入可能範囲に入ってきた.さらに期待したいのはDP Merrillシリーズだ.初代DP1を使用しているが,その解像感の素晴らしさには鳥肌が立ったのを覚えている.新センサーでもう一度鳥肌を立てたいものだ.
 
もともとSIGMAは交換レンズメーカー.レンズでも頑張って欲しい.その一つがマイクロフォーサーズマウントのレンズだ.今回30mmF2.8が発売にこぎ着けたようだ.ただちょっと中途半端なスペックだ.もっとSIGMAらしい個性的なレンズを出して欲しい.
 
Canon
何といってもEOS-1D Xが注目だろう.コンパクトではPowerShot G1 X.コンパクトカメラというには大きかった.
 
ただ個人的にはレンズが気になる.500mmレンズの発売がどうなったかが知りたいところ.少なくともオリンピックまでには発売するだろうと思っているが,スタッフに質問をぶつけても『未定』の答え.最悪報道向けにオリンピックまでに500mmレンズを供給するが,一般販売は当分先なんてことにならないか不安だ.
 
今回のレンズの目玉はEF24-70mmF2.8 L II USM,もう一本気になるのがEF200-400mmF4L IS USM 1.4×.前回はケース内展示であったが今回は実機を触ることができた.ほぼ目途が立ったということであろう.500mm,600mmとともに3本同時発売かも.
 
CP+開催中にネット上でEF100-400mmF4-5.6L ISが今年中登場との噂が.EF100-400mmF4.5-5.6L ISの後継機らしい.(F値が微妙に違う)今回会場には何のアナウンスもなかった.信憑性は低そうです.
 
Nikon
D4,D800と新製品の発表で賑わっていた.気になるのはD800Eだ.当初ローパスフィルターレスと噂されていたが,ローパスフィルターを搭載しているものの,その効果を無効にする機構を搭載したカメラらしい.単にローパスフィルターを取り除くのではいけないのだろうか?
 
ここ1〜2年OLYMPUSのE-5のようにローパスフィルター効果を弱めたり,PENTAX645Dのようにローパスフィルターレスにしたりとローパスフィルター効果を弱めていく傾向はさらに強くなりそうだ.
 
PENTAX・RICOH
PENTAXブランドではK-01が人気.ここでもタッチ&トライでは長蛇の列.タッチはあきらめ遠目にデザインチェック.見た目印象としてはデザインはいまいち.Kマウント採用はいいがもう少しボディを薄くするなどコンパクトに仕上げて欲しかった.(フランジバックはSonyのNEXのようにマウント部分を出っ張らせ調節すればいい)ただサブカメラとしては一眼レフのマウントを採用する考え方はありだと思う.

レンズでは久しぶりの超望遠レンズDA 560mmF5.6.鏡胴はちょっと長めのようです.デザインもこのまま商品化になるのだろうか.もうちょっと考えた方がいいような…
 
RICOHブランドではA16 24-85mmF3.5-5.5.結構でかい.APS-Cサイズセンサーのため仕方ないかもしれない.それにしてもバランスが悪い.やはりGXRにはMマウントレンズが似合う.
 
SONY
幻のレンズ500mmF4 G SSMがやっと発売となった.Sonyも流行のナノコーティングを施行.重さはCanonより重くNikonより軽い.なかなか格好いいレンズに仕上がっていた.
 
FUJIFILM
X-Pro1は長蛇の列.興味はあるが購入予定はないのでスルー.昨年のX100のスルーだったな.
 
Kenko Tokina
マイクロフォーサーズのReflex 300mmF6.3 MFが面白そうだ.サイズ的にもマイクロフォーサーズボディにピッタリ.一方Kenkoブランドの400mmミラーレンズはフルサイズ一眼レフマウントも用意されているためマウント部分を変更しただけ格好悪い.
 
フィルターではZeta EX PLフィルターのデモ展示があった.PLフィルターは偏光効果を最低にしても全体的に暗くなる.このフィルターは減光が少ない.それ以外には他社フィルターメーカーもそうだが5月21日の金環日食に向けて高減光のNDフィルターが用意されていた.
 
ところで昨年参考出品されていたCマウントのレンズ交換式デジカメはなかった.開発断念か?スタッフに聞いたが,覚えてもいなかった.
 
TAMRON
直前に24-70mmF2.8の手ぶれ補正搭載機の開発発表.ケース内にモックと思われるが展示があった.それ以外のサプライズはなし.マイクロフォーサーズ規格に賛同を表明したので,新レンズでも(参考出品でも)と期待していたが…
 
Panasonic
今回新発表はなし.ちょっと寂しかった.会場も他メーカーと比較すると人も少なめかな.
 
COSINA
マイクロフォーサーズ用レンズNOKTON 17.5mmF0.95が展示されていた.結構大柄なのは予想外であった.F1.0〜1.2でいいからコンパクトに,できればAFで出して欲しいな.COSINAでは無理か?やはりOLYMPUSかSIGMAあたりなら可能性はあるかな.
 
GITZO・Manfrotto
GITZOではシステマチック三脚がリニューアルされた.特にシリーズ4の5段式の三脚が気に入った.全長134cm止まりであるが,格納高は50cmを切る.さらに予想以上に軽量.撮影旅行には最適.特に飛行機での移動では鞄の中に入るサイズはうれしい.購入決定.
 
Manfrottoではビデオ雲台502が展示.正確には三脚とのキット販売予定とのこと.その後単体販売もあるらしい.しかしよく聞くと502は501の下のモデル.500mmレンズはちょっと無理かな.
 
その他
浅沼商会のブースで気になっていたのが昨年参考出品だったplustek製の中判フィルムスキャナーだ.どうなったのか心配であったが今年も参考出品だが,5月下旬発売予定となっていた.開発中止にはなっていなくて良かった.OpticFilm 120という商品名でデザインはさらに洗練されて格好いい.ただメーカーからの情報によると日本での販売価格は20万円前後になりそうだとのこと.
 
35mm専用のフィルムスキャナーも一新されている.しかし中身は同じでバンドルソフトが最新版になっただけとのこと.
 
GEはAGFAブランドのデジカメを発表した.AGFAっぽいデザインで好きだ.ただレンズの焦点距離から推定するとセンサーサイズは1/2.3インチだろう.
 
日本でもおなじみとなったKIPONはCanonのEFレンズの絞りを連動できる電子タイプのマウントアダプターを発表した.マウントはマイクロフォーサーズ,Eマウントが用意されていて4月発売を予定しているそうだ.