photokina 2010

さあPhotokina本番です.といってドイツまで行く金もなし,いつものようにネットで行った気分に浸ろう.

SIGMA
個人的に一番気になるのがSIGMAのSD1.あのX3ダイレクトイメージセンサー搭載で有効画素数46メガピクセルのデジ一眼レフ.このセンサーはベイヤー式とは異なり,記録画素数で言うとJPEGで約4800×3200(約15M)ピクセルとなる?Nikon D7000,Canon 50D,PENTAX K-7と同レベルということになる.
いままでのSIGMAのカメラのセンサーは記録画素数で4.6Mピクセルしかなかった.いくら素人の写真好きとは言ってもスペック的にちょっと物足らない.15Mピクセルなら十分過ぎるぐらいだ.

画質についてはローパスフィルターがいらないため解像度はすばらしいものとなるだろう.ベイヤー式採用のCanon,Nikonなど理論的にはかなわないはずだ.画像処理エンジンも2つ搭載.46Mピクセルのデータ処理となると大変であろう.気になる点はSIGMAのHPにもISO感度に記載がないこと.高感度にどこまで対応できるか,ノイズ処理はどうだろうか,非常に気になる.まだ開発発表なので今後詰めていくのだろう.

また連写速度に関しても記載がない.こちらも今後の開発次第だろう.ただメーカーHPに「『SIGMA SD1』はポートレートや風景,スタジオ撮影など,厳しい目を持つプロやハイアマチュアの要求に高次元で応える最新のデジタル一眼レフカメラです.」とある.動物写真やスポーツ写真については触れていない.やはり連写や書き込み時間には相当制限が出てきそうな感じがする.

さて発売日,価格は未定とある.DP-1の時は結構待たされた.一時は開発断念したのでは?とヤキモキさせられた.今回は新センサーなので,すんなり発売とは行かないだろう.気長に待とう.

このカメラの性能を十分発揮するには高性能のレンズが必要となろう.最近SIGMAは特殊ガラスをふんだんに使ったレンズをリリースしている.今回も150mm/2.8 MACRO,120-300mm/2.8の2本をリニューアルした.光学系リニューアルだけでなく手ぶれ補正機構も搭載.特に150mm MACROは購入予定リスト入りだ.今後も高性能レンズに関してはリニューアルが続くだろう.

FUJIFILM
SIGMAの次に気になるのが富士フイルム.FinePix X100はAPS-Cサイズセンサー搭載の高級コンデジ.SIGMAのDP1発売時,他社もAPS-Cサイズの高級コンデジを出すかと思ったが,結局今年のLeica X1のみだった.今回富士フイルムが出すコンデジはレトロなデザインで,CANONETやHI-MATICのような昔の35mm判レンジファインダー機を彷彿させるデザインだ.35mm相当で開放f2の単焦点レンズを搭載,センサーもレンズに最適のようにカスタマイズされている.売りはハイブリッドビューファインダーシステム.OVFとEVFの融合したようなものらしい.

時々噂にあがるフォーサーズ・マイクロフォーサーズのカメラはやはり噂のまま.

Panasonic
噂通りGH-2を出してきた.1600万画素のセンサーを採用し,AFも高速化.レンズ交換式デジタルカメラで世界最速?ほんまかいな.位相差AFより早いのか?早く触ってみたい.

レンズも14mmパンケーキは非常に軽量.非球面レンズも使っており画質にも妥協していない.100-300mmも発表となった.マイクロフォーサーズで300mm(35mm判換算で600mm)のレンズが必要だろうか,いったい何を撮るのだろうかと思っていた.GH-2のAFがそんなに早ければ,動体追従がどの程度かにもよるが動物写真やスポーツ写真にも使えるかもしれない.

ただ個人的にはPanasonicのカメラデザインは好きになれない.もうちょっとどうにかならないか.

OLYMPUS
一方フォーサーズの雄であるOLYMPUSはE-5を発表している.しかしフォトキナの記者発表の時に今後フォーサーズ用新レンズの開発は行わないと口をすべらした.その後のアナウンスで『現時点』ではということらしい.どちらにしろ今あるレンズで楽しめということ.これでは将来性がなく不安でE-5を購入する気になれない.すでにLeicaやP社はフォーサーズ機から撤退しているようだし,やっぱりフォーサーズは消えていく運命なのでしょうか.

マイクロフォーサーズに関しても交換レンズを2本発表しただけ.2011年にはプロ用機を出すというがP社のGH-2のOEMだったりして.当初はO社からP社に技術提供したのに,いつの間にか逆転か?まあOLYMPUS流にアレンジされたGH-2も見てみたい気もする.

コンデジでは高級コンデジを出すらしい.ZUIKOブランドのレンズを搭載するらしいが,センサーサイズはフォーサーズより小さくなるとの噂もある.FujiがAPS-Cサイズセンサー搭載のカメラを発表しており,最低でもフォーサーズサイズセンサーを採用して高画質に注力して欲しかった.ブランドイメージで高級感を出しただけのカメラにはなって欲しくないと思う.

今回OLYMPUSは元気がないな.いったいOLYMPUSのカメラ部門はどこへ向かって行こうとしているのだろうか.はっきり言って昨年あたりから内部崩壊しているのではと思ってしまうことばかり.せっかくE-5を発表したのに出鼻を挫くような情報が流れ,OLYMPUSブースがお通夜のようになっていなければいいが…

SONY
α55,α33の半透明ミラー搭載機,α580,α560の従来型の一眼レフ機の4機を発表し(フォトキナ直前に発表済みである)最近非常に元気だ.さらにα700後継機と思われるモックアップも展示されているらしい.こちらにも半透明ミラーを採用するとのことだ.

詳細はわからないがEマウントレンズのモックアップの複数展示しているようだ.2011年に4本,2012年に3本の発売を予定している.なかなかアグレッシブですな.さらにAレンズマウントアダプターでAFが可能になるようだ.(ただしレンズに制限あり)期待していた新NEXボディは発表されなかったようだ.

CanonNikonは事前に新製品を発表しており,Photokina本番でのサプライズはない様子.Canonのコンパクト一眼EISについての何らかのアナウンスが聞きたかった.

PENTAXはK-5,K-rと発表.レンズも35mm/2.4,18-135mm/3.5-5.6を出してきた.PENTAXは個人的に興味外なのでコメントなし.

-Sep.2010