今年は2年に1度のフォトキナの年.国内メーカーにとって2011年の震災の影響から脱し,ロンドンオリンピックも終わり,今回のフォトキナは今後の2年間の方向性を示す機会となろう.ちょっと期待してネットで見学.(その他のネット情報も含みます.)
 
OLYMPUS
PENの新機種はデザインがいまいち.何とも中途半端.むしろ前モデルのほうがシンプルでよかった.デザインそのままで新センサーを搭載して欲しかった.OLYMPUSはときどき何をやりたいのか理解できないことをする,また迷走し始めた感じだ.

ところでOLYMPUSはSONYとの資本業務提携で合意したとの報道があったが,今後SONYとの連携が密になれば像面位相差センサーの搭載も相当遠くない時期に実現しそうだ.来年のCP+あたりで新モデルの発表があったりして?あまりにも短期間のリニューアルではついていけませんが…

随分待たされたED60mm F2.8 Macro.等倍,防塵防滴.どんな写りをするのでしょうか.早くサンプルか見てみたい.
強いて注文付けるとすればフィルター径は46mmは困る.特殊なフィルターをそろえるときは不便.OMの頃のように49mmで統一すべきだろう.それと鏡筒の距離表示窓は必要だろうか.液晶に表示すれはいいだけのような気がする.このレンズの発売を機にリングフラッシュやツインフラッシュもマイクロフォーサーズに合わせた小型のものを開発して欲しい.フォーサーズのものを共用では明らかにバランスが悪い.
価格は約6万円.思っていたより安い.早速OLYMPUSのオンラインショップでプチ.

もう一つ気になるのがボディーキャップレンズ.OLYMPUSのHPを見るとレンズのカテゴリーではなくレンズ関連アクセサリーのカテゴリーに載っている.しかし3群3枚ガラスレンズ採用の15mmF8レンズ.9mmの薄さにレンズバリアも内蔵している.まさにボディーキャップとして使える.値段も6000円前後,実売5000円ぐらいか.これなら各ボディに一つずつ付けてもいいかも.

MZD 17mmF1.8の開発も発表.見た目は12mmに似ている.いわゆる竹クラスということだろうか.と言うことは防塵防滴ではないのかな?ちょっと残念.でも17mm,35mm判換算で34mmで12mmレンズよりスナップには使いやすい.今までの流れから画質は相当期待できそうだ.欲しくなっちまうだろう.

最近OLYMPUSは物欲を掻きたてる様なレンズを次から次と出してくる.財布にはよくない.
 
SIGMA
SD1,DP1/2が「Merrill」となり一巡した感じのSIGMAの次の一手は?どうしてもミラーレスを期待してしまうが,今回は特に発表はなし.やはりSIGMA規模の会社ではこれ以上ラインナップを増やすのは厳しいだろうか.むしろこれで安心してDP1/2Merrillを買うことができる.

レンズで注目は35mmF1.4DGだろう.50/1.4,85/1.4に続く大口径単焦点レンズの第三弾か.デザインも一新され高級感がある.楽しみだ.

またレンズのラインナップは“Contemporary”,“Art”,“Sports”の3つのカテゴリーに分けるそうだが.いまいち意味がわからん.必要あんのか?鏡筒にもCASのマークが付くようだ.こんなのやめて欲しい.

新システムとしてレンズ側でピント微調節ができるようにしたフォーカスアジャストメント.今までカメラ側でやっていたが,USB経由でパソコンと接続して調節するらしい.ズームレンズではズーム域別に調節が行えるらしい.すごいけど,結構面倒くさそうな感じがプンプン.具体的にどうやるのだろう.

レンズではマイクロフォーサーズ専用設計のレンズの発表はなし.開発発表だけでも聞きたかった.
 
Canon
EOS6Dは小型フルサイズ.D600よりちょっとスペック的には下のような…
それでも新開発のAFは測距点は11点とD600の39点と差つけられたが低輝度限界は-3EVと暗所に強そう.さらに重量も約100g軽量.気軽にフルサイズを楽しむのにはいいかもしれない.

気になる点は背面のボタン配置が変わってしまったこと.さらにまとまりのない配置に見える.実際使ってみるとどうだろう.

Canonもいよいよミラーレス参戦.すでに発表されているEOS Mが発売となった.やはり出遅れ感は否めない.レンズのラインナップもこれから.ロードマップも発表はなし.サブカメラとしては興味があるが,EVFが付いてから検討しよう.

レンズについての発表はなし?Nikonが順調にレンズのリニューアルを進めているのに…300mmF4〜400mmF5.6クラスの新レンズの発表はいつになるのか.
 
TAMRON
個人的にはSP 90mm F2.8Di MACRO 1:1 VC USDに興味津々.全く噂もなかったので本当に嬉しいサプライズ.
とうとうタム9も手ぶれ補正と超音波モーターを搭載.コーティングも流行のナノテクノロジーのもの.簡易ではあるが防滴構造も嬉しい.何といっても軽量だ.550gは今手元にある72Eの403gよりは重いが,Canon EF100/2.8L ISが625g,SIGMA 105/2.8EX DG OS HSMが725g.この中では一番軽い.100g程度のことだがアウトドアで持ち歩くにはは少しでも軽い方がいい.(そういう意味ではSIGMAの新105mmマクロには幻滅だった.)EF100のハイブリッドISも魅力的だがマクロ撮影ではISの効果はあまり期待できない.なら軽くコスパのいいタム9がいいかな.発売とともに即入しそうです.
 
Panasonic
OLYMPUSがSONYに浮気してしまい,ちょっと寂しいPanasonicだが,ここはがんばりどころ.G5を発表したが,マイクロフォーサーズ陣営内では最近はOLYMPUSの方が話題性は大きい気がする.最近印象が薄い感じ.Panasonicのカメラはデザインも変わりばえしないし,相当大きなサプライズがないと…と思っていたらフラッグシップモデルGH3が出ました.まず今までのGHと比べ格好いい.センサー・画像処理エンジン・ローパスフィルターも新開発.相当力が入っているようだ.動画についてはよくわからないのでスルー.

ネットで話題になっているのがセンサーの製造元.もちろんPanasonic自社製と思っていたら,インタビューで製造元はノーコメント!もしかしてSONY製?散々Panasonicのセンサーを馬鹿にしてきましたが,業績悪化とはいえセンサー開発部門も縮小なのでしょうか.SONYばかりでは面白くない.いっそSONYとPanasonicのセンサー合弁会社を造って韓国サムスンをはじめとする外国勢を引き離すほうがいいでしょう.Canonや富士フイルム,SIGMAも加われば最強かも.(とはいえ半導体のルネサスエレクトロニクス(NEC+三菱電機+日立製作所)は経営再建中,エルピーダメモリ(NEC+日立製作所)は経営破綻と日本では合弁会社は上手くいかない.銀行業でも同様.旧会社派閥の弊害なのでしょうか.)

レンズでは42.5mmF1.2,150mmF2.8の開発発表.42.5mmは35mm判換算で85mm,いわゆるポートレートレンズですね.F1.2ならちょっとぐらい大きく重くても文句は出ないでしょう.150mmはいわゆるサンニッパに相当.今まで望遠系はズームで誤魔化してきたが,やっと単焦点の望遠が出てきました.できればもうちょっと頑張って200mm(35mm換算400mm)ぐらい,欲を言えばもう少し望遠よりが欲しかった.2013〜2014年発売ということでだいぶ先のようだ.
 
Nikon
D600の発表で今後Nikonの一眼レフはフルサイズ化が進みそう.そうなるとやはりCanonも6D出してきたし,やはりフルサイズへの流れだろう.

コンデジも発表.特にAndroid搭載のS800cが話題だが,個人的にはどうでもいい.

Nikonも新レンズなどの発表はなし?ちょっと寂しいな.
 
SONY
35mmフルサイズセンサー搭載のα99はα900の後継機となるだろう.しかし光学ファインダーは廃止されTru-Finderとなりα900の三角ペンタは無くなってしまった.個人的には三角ペンタデザインは好きだったので残念.ただミラーレスでEVFを使用して感じたのは露出補正など直接反映され確認できる点は嬉しい.後は反応速度が気になるかな

ファインダーだけではない.Translucent mirror technologyでデュアルAFシステムが実現できた.これにより121点のセンサーで高速で高性能なAFが実現できたそうだ.これはTranslucent mirror technologyの恩恵か,場合によってはやり過ぎか,評価の分かれるところになりそうだ.またフォーカスエリアなどの設定も多く複雑になりそうだ.実際の撮影(特に鳥などの撮影)では頻回に設定を変えるのはむしろ混乱する.いまだに中央1点のAFで撮影している自分としては無用の長物となりそうだ.ただAF速度・精度が向上するなら他社も導入して欲しい.

その他気になった点は,ホットシューは標準的な形状のもの,縦位置グリップは巨大,防塵防滴採用.

NEX-6はNEX-7の廉価版?ホットシューはα99同様一般的な形状に変更されているようだ
NEX-VG900はハンディカムだが注目すべきはEマウント採用ながらセンサーサイズは35mm判フルサイズを採用しているところ.一時ネットでフルサイズNEXミラーレス機の噂があったが,動画機と静止画機が混乱していたようだ.結局静止画のNEX機は出なかった.しかしVG900の出現によりEマウントのフルサイズ対応レンズが開発され静止画のフルサイズセンサー搭載のNEXシリーズの可能性も出てきた.まあ数年後でしょうけど.

コンデジではRX1がお披露目.35mm判フルサイズセンサーに35mmF2単焦点レンズを搭載.予想価格は25万円.ちょっと手が出ません.
 
Leica
地元ドイツということでLeicaも頑張ってます.
M-EはM9の廉価版?それでも50万円ぐらいするんでしょ.手が出ません.

MはM10にあたるのでしょうか.M10は今後別に出てくるのだろうか?
このMはCCDからCMOSに変更となり画素数は2400万画素.どんな絵作りか気になります.操作性ではライブビューや動画に対応.外付けEVFにも対応しているらしい.こうなるとレンジファインダー機というよりかマニュアルフォーカスのミラーレス機といった方がよさそう.Mマウント以外のオールドレンズでの撮影が楽しめそうだ.ちょっと欲しくなった.だた価格は60万円ぐらいか.やはり手が出ません.

そうそうMシリーズはデジカメになってから分厚くなり格好悪いですね.M7までのカメラぐらいの厚みでできないものでしょうか.たとえばマウント部分をすこし出っ張らせるとか.それはそれで格好悪いと批判されそうですが.
 
FUJIFILM
X-E1が発表.X-Pro1の廉価機のようだ.X-Pro1のなで肩上面がスッキリ水平になってデザイン的にはこちらのほうが好みだ.またハイブリッドファインダーが無くなり,いかにもミラーレス機といったデザイン.

レンズも14mmF2.8,18-55mmF2.8-4を発表,さらに来年には5本のレンズを発表するらしい.結構明るいレンズをそろえていて魅力的だ.

もう一つはXシリーズのコンパクトカメラ.スッキリデザインで格好いい.しかしセンサーサイズは小さめ.ちょっと残念.
 
PENTAX・RICOH
PENTAXブランドではK-5II,K-5IIsを発表.645Dに続きAPS-Cサイズセンサー一眼でもローパスフィルターレスをやってくれました.基本スペックもアップし,もちろん防塵防滴.最強のアウトドア一眼になりそうだ.

Qシリーズも新機種投入.このシリーズはQのみで完結するかと思っていたが,まだ頑張るようだ.このシリーズは売れているの?

CP+で発表されていたDA560mm F5.6ED AWがいよいよ発売になるようだ.防塵防滴で重さ約3kg.もうちょっと軽量化はできなかったのかな.価格は60万円ぐらいか?これも微妙なところ.

RICOHブランドで期待はGXR.なかなか新しいユニットが出ませんね.よくイベントで展示されるようなコンセプトモデルの面白いユニットが現実となると俄然興味が湧きますが….ちょっと勢いが鈍くなってきた感じ.
 
Hasselblad
「Lunar」.まさかHasselbladがミラーレスに参入するとは.SONYからのOEM供給のようだが,デザインはHasselbladによるが,これは痛い.あまりにも格好悪い.まだコンセプトモデルだろうか,発売までにはもう少しスッキリするかな.それに高価.こんなの売れるのだろうか.富士フイルムのXPanの時も尻すぼみ.今回はどうなることやら.

Aマウントカメラも計画しているらしいが実現しないような気がする.ペンタ部分の低さから透過ミラーを使ったEVF内蔵機でしょう.そうなると中身はα99あたりでしょうか.
それにしてもHasselbladはグリップにこだわりますね.御世辞にも格好いいとはいえないな.このデザインだけに何十万円も出せません.
 
CarlZeiss
新しいフルサイズ一眼レフ用レンズの開発を発表.
Distagon 1.4/55.こちらはマニュアルフォーカス.ZE,ZF.2マウント対応.今までのラインナップとは異なりとても高性能とのことだ.カメラのセンサーがドンドンよくなっているのでレンズの性能も追いつくのが大変のようだ.この辺はSIGMAやTamronも同様,さらに頑張っていいレンズを出して欲しいですね.ただ価格はいかほどになるのでしょうか.
これはシリーズされるらしく,さらに数本開発中らしい.

Apo Sonnar T* 2/135.こちらもマニュアルフォーカス.ZE,ZF.2マウント対応.こちらは12月頃発売のようだ.こちらはCOSINAZeissで決まりでしょ.

ミラーレス用としてSONY Eマウント,富士フイルム Xマウント用レンズを発表した.12mmF2.8,32mmF1.8,50mmF2.8マクロの3本でAFであるが手ぶれ補正は搭載しないらしい.日本で製造されるらしいが,どこが担当するのかな?今後マイクロフォーサーズ用は出るのだろうか?
 
Schneider
すでに発表した14mmF2.0の他に30mmF1.4,60mmF2.4Macroの開発を発表した.ドイツ製になるようで価格が心配.マクロレンズはOLYMPUSの60mmと焦点距離が重なってしまう.もっと他の焦点距離のレンズから開発すればいいのに.