2年に一度のお祭りphotokinaがやってきた.9月20日から25日,ドイツのケルンでの開催.
いつものようにネットで行った気分.それでも前回2014年以上の新製品発表で,ワクワクドキドキ.
今回もネットで見つけた新製品も含め,個人的興味本位で綴ってみた.

OLYMPUS

 

最近はメイン機材となりつつあるOLYMPUSから.
なんといっても待ちに待ったE-M1 MarkII.ただし今回は開発発表ということで,待ち遠しい.

センサーは新型の像面位相差搭載の2040万画素,エンジンも新調のようです.AFは一からの新開発らしい.速度・精度がどの程度改善されているだろうか.動体追従も気になる.
EVFは236万ドットで変更なし.ちょっと残念.表示タイムラグはどうなのだろう.EVF自体が同じなら,旧モデルとほとんど同じでしょうか?
背面モニターは残念ながらバリアングル.(チルト3軸希望だったので)

操作性は変化ないようなので,前モデルから移行しても違和感なく使えそうだ.ただ電源スイッチは右側にもってきて欲しかった.

カスタムモードがモードダイヤルに加わった.今まで設定を各種のボタンにカスタム登録できて,ファインダー覗きながら一発変更できたが,いちいちダイヤルを回すのは使えない.是非ボタンへの設定登録も残して欲しい.

連写性能のアップは異常というほど凄そうです.撮影後,写真チェックし整理するのが大変だ(笑)

モヤモヤ気になるのが右側のストラップ取り付け金具の位置が上面になっていること.こんなところで邪魔にならないのか?
あれアクセサリーポートもなくなっている.

E-PL8も発表されたがE-PL7の外装違いといったところのようだ.

話題のレンズも発表された.
注目はM.Zuiko ED 25mm F1.2 PRO.レンズ構成14群19枚.ほとんどガラスの塊.重さも410g.M4/3としては重いですね.でも写りがよければ,特に開放での写りがよければ(価格次第で)購入かな.

M.Zuiko ED 12-100mm F4 IS PROは12-40mm F2.8 PROから買い換え決定.F値は暗くなるが,もともとM4/3ではそれほどボケないし,ぼかしたければ25mm F1.2の出番です.ただ約180g重くなるのが気になるな.

M.Zuiko ED 30mm F3.5 MACROはLUMIX G MACRO 30mm F2.8を購入してしまったので,パス.(F値が明るかったら買い換えもあったかも…)

Canon

すでに発売済みのEOS 5D mkIV.渾身の一台.ただ色々と機能盛りだくさんで正直分からないものもある.個人的にはオーバースペック.センサーやAF機能など基本スペックそのままのEOS 6D mkIIがでないかな〜.そうそう価格もすごい.手が出ません.EOS 6D mkIIは手の届く価格でお願いしたいものだ.

レンズではEF 70-300mm F4-5.6 IS II USMが気になっている.非Lであるが質感はよさそう.デザインも洗練された.ちょっとSIGMAやTAMRONににているようにも見えるが…
ZEISSに続きレンズに液晶画面を搭載したが,これについてはあまり必要性を感じない.実際撮影時に液晶画面を見ることもないし,距離情報だけなら,強いて液晶にする必要なない.何か撮影に有用な表示をするとか…思いつかない.
今後この液晶画面をどう活用していくのだろうか.

注目はミレーレスEOS M5だろう.いよいよCanonも本腰を入れてきた感じだ.今手元にあるCanonカメラはEOS 7D mkIIのみなので,緊急時のサブカメラとして気になっている.センサーもデュアルピクセルCMOSを搭載.AF速度は期待できそうだ.特にマウントアダプター経由でEFレンズを装着したときのAF速度はどうだろうか.
もう一つ気になるのは表示タイムラグ.今までミラーレスではいつも悩まされてきた.

ただデザインがな〜.何となくEOS一眼レフぽいけど,なんかチープなんだよね.中途半端なデザイン.あまり好きになれない.(EF-Mレンズはもっと格好悪い.)

でもストレスなく使えるようならEOS 7D mkIIからメインカメラの地位を奪うかもしれない.

Panasonic

Leica DG VARIO-ELMARIT

G85を発表,GH5の開発発表.個人的にはPanasonicのカメラには興味がない.

注目はレンズ.8-18mm F2.8-4,12-60mm F2.8-4,50-200mm F2.8-4の3本.Leicaブランドであることから画質重視であろう.OLYMPUSのPROシリーズを意識しているのかな.高画質はもちろんだが,望遠側のF値を抑え,同時にコンパクトさも実現しようということのようだ.

気になるのは50-200mm.OLYMPUSの40-150mmは大きく,スナップに持ち歩くには目立ちすぎ.鳥撮影には焦点距離がちょっと足りない.Leica 50-200mmの大きさ(と価格)次第では買い換え(買い増し)も検討となろう.
でも発売はまだまだ先になりそうだ.いやいや本当に出るだろうか?他の2本は開発中,このレンズは研究中らしい.
 
8-18mmは前面フィルターが使えそう.ちょっと気になるな.OLYMPUSの7-14mmは大きく重いので,この8-18mmの大きさが気になる.さらに周辺の描写次第ではソフトンフィルターを付けての星野撮影にもってこいかも.

何とも悩ましいのが12-60mm.それまではOLYMPUSの12-100mm購入決定と思っていたが,結構大きく重そうなんだよな.この12-60mmはコンパクトそう.レビュー待ちかな.

SIGMA

 

少し前にCINE LENSを発表していたが,まだまだ積極的に行きますね.山木さん.

噂になっていた85mm F1.4 DG HSM Art.もう言うことはありませんね.結構大きそう.重さもOtus並みの1kg越えでしょうか.簡易防塵防滴はSIGMA初?

直前に噂が出た500mm F4 DG OS HSM Sports.こちらは簡易ではないちゃんとした防塵防滴.やはりこの手のレンズには必要でしょう.光学性能も凄そう.山木社長がMTE曲線ではなくMTE直線だと言ったほど.これなら純正500mmとガチンコ勝負できそうです.
Tamronが150-600mmをリニューアルしたが,SIGMAはその上をいっている感じ.Tamronも超望遠単焦点レンズに参入するでしょうか?

サプライズは12-24mm F4 DG HSM Art.SIGMAの超広角ズームは3代目.初代を所有していたが,周辺像の流れがもの凄くて残念な印象があるが,今のSIGMAならきっと高描写でしょう.でも1kg越え.

SONY

α99IIが発表された.ミラーレスだけではなく,まだAマウントカメラも行きますよということだ.でもAマウントカメラはもうすでにレフはない(一眼レフではない.)ファインダー像もEVFだし,ミラーレスとほとんど変わらない.強いていうならAFだ.通常の位相差センサーと像面位相差センサーのハイブリッドAFが売りだろう.しかしOLYMPUSのミラーレスを使っていて,もう像面位相差AFだけでも十分ではないかと感じる.Eマウントシステムに集中すべきではないかと思うのだが…

やはりSONYとしてはCanon・Nikonと肩を並べたいのだろうか.いや2社のシェアを喰ってトップに立ちたいのだろうか.そのためにはやはり全部盛りのプロ向けの一眼レフ(もどき)が必要なのだろう.ならばAマウントレンズにもEマウントのGMのようなレンズが必要であろう.今後のSONYの展開が見物だ.

FUJIFILM

GFX 50S

噂の中判カメラが発表になりました.
GFXシステム,第一弾はGFX 50S.43.8×32.9mm,5140万画素.他社のセンサーとほぼ同一.たぶんFujiがカスタマイズしたSONY製センサーでは?
このカメラはミラーレスでEVF非搭載,外付けEVFが用意させている.

それにしてもFujiは元気ですね.デジカメ市場は縮小傾向と言われている中,化粧品や医薬品で儲かっているので,会社としては量を追わず,そこそこ売れればいいのでしょう.Fujiのカメラ自体も趣味的要素が強い印象もある.Fujiファンをがっちり抑えていく戦略なのでしょう.

個人的には中判まで広げるつもりはないのでGFXは購入なしだが,インスタントカメラはちょっと引かれる.Fujiから新しいインスタントカメラのフォーマットが発表された.今あるフォーマットはミニの62×46mm,ワイドの62×99mm.そこへ新たにスクエア・62×62mmが加わるそうだ(すべて画面サイズ).62mmスクエアではポラロイドより小さめ.でも今のIMPOSSIBLE製フィルムより安定しているだそうし,遊びに一台いいかな?

Other Company~Japan

   

Nikon
Nikonは直前にD3400を発表したけど,photokinaではこれといったサプライズもなかった.
アクションカメラ3台を発表ぐらい.正直興味なし.

ところでコンパクトのDLシリーズはどうなっているの?Nikon1の今後はどうなるの?

   

PENTAX・RICOH
ん〜.音沙汰なし.ミーラーレスのQシリーズはどうなっちゃうの?

  

TAMRON
今回おとなしめ.ちょっと前に発売になった18-270mm F3.5-6.3はマイナーチェンジモデルでこれといった目新しさはなし.

SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2は予想外だった.旧モデルもまだ発売からそれほど経っていないのに,もうモデルチェンジとは,TAMRONの積極姿勢が感じられます.
でもライバルのSIGMAは500mm単焦点で勝負.TAMRONどうする?

   

Kenko・Tokina
Tokinaはミラーレス用高品位レンズの新しいブランドを立ち上げた.その第一弾がFiRIN 20mm F2 FE MF.名称から分かるようにSONYのフルサイズ対応Eマウントレンズ.
デザインも一新.いままでのTokinaレンズの外観ははっきり言って嫌いでした.新ブランドのデザインはいいかも.(細かいことを言うと距離や絞りの数値のフォントも変えて欲しかったけと.)
でもまたEマウントか,少しはm4/3レンズも出してよと,ちょっと焼き餅.

   

COSINA~Voigtländer
SONYのEマウント用レンズを発表.65mm F2 Macro Apo-Lanthar.勿論フルサイズ対応.
Eマウントレンズはサードパーティー製レンズを含め充実してきましたね.あとは超望遠系の充実(それに対応できるボディ)だけですね.

NOKTON 58mm F1.4 SL IISは完全Nikonレンズ(見た目).Nikonからは文句言われないのでしょうか.事前に許可もらっているよね.

   

COSINA~Carl Zeiss
SONYのEマウント用レンズを発表.65mm F2 Macro Apo-Lanthar.勿論フルサイズ対応.
Eマウントレンズはサードパーティー製レンズを含め充実してきましたね.あとは超望遠系の充実(それに対応できるボディ)だけですね.

NOKTON 58mm F1.4 SL IISは完全Nikonレンズ(見た目).Nikonからは文句言われないのでしょうか.事前に許可もらっているよね.
新たな発表はなかったようです.
ちょい前に発表のMilvus15mm,18mm,135mm.classicタイプから徐々に移行が進んでいます.さらに18mmはF値も違う新設計のようだ.

Leica

地元メーカーはSLレンズ5本を発表.
Summilux-SL 50mm F1.4 ASPH.
APO-Summicron-SL 75mm F2 ASPH.
APO-Summicron-SL 90mm F2 ASPH.
Summicron-SL 35mm F2 ASPH.
Super-Vario-Elmar-SL 16-35mm F3.5-4.5 ASPH.
これでSLも一通りのライナップはできな感じかな.でも個人的には買えませんけどね.

でもこっちなら買えそうです.ビックリしたのがSofort.なんとLeicaからインスタントカメラが出るとは.中身はFujiのチェキInstax Miniのようだ.デザインはさすがLeica,洗練されたスタイル.

ただ何故Leicaがこのカメラを出してきたのか全く分からない.確かに一部の地域ではFujiのインスタントカメラが人気だが,Leicaが二匹目のドジョウを追うとは思えない.どんな戦略があるのだろうか.

Metz

Metzといえは一度破綻したという噂を聞いたが,大丈夫だったようだ.
今回コンパクトなフラッシュを発表.OLYMPUSのフラッシュは高光量のものは大きく,小さなミラーレスカメラにはバランスが悪い.なぜ手頃なコンパクトなフラッシュを出してくれないのだろう.
このMetzのM400は写真で見る限りコンパクトでGN40(ISO100)と十分な明るさ.これはいい.ちょっと操作性に不安があるが,来年のCP+で手に取ってみたい.

SAMYANG

PREMIUM Lens

韓国のレンズメーカー.描画力は純正メーカーレンズと比較しても遜色ないと評価されている.それもそのはず日本の光学メーカーを合併し成長した新興メーカー.技術の源流は日本ということで納得.そのうえ低価格で日本メーカーもうかうかしていられない.

そこが新たに一眼レフ用PREMIUMシリーズを発表した.マニュアルレンズの85mm F1.2,14mm F2.4の2本.特に85mmのF1.2はCanon以外にはない.相当意欲的なレンズだ.ただ開放での描写はどうだろう.早くレビューや試写ギャラリーを見てみたい.

Other Company~overseas



45mm F1.4

Irix
スイスのメーカーのブランド.今年突然フルサイズ一眼レフ用15mm F2.4,11mm F4を発表し,そのニュースをネットに見たことがある程度で,どんなメーカーか知らない.ネットで調べてみるとスイスのメーカーではあるが,設計はスイス,製造は韓国で,SAMYANGらしい.しかしSAMYANGのラインナップにはない焦点距離なので,OEMとかではなく,完全別個のスイス設計は間違いないだろう.

2本ともエレガントなデザイン.画質についてはよく分からないが,物欲をそそるレンズだ.

今回45mm F1.4のプロトタイプを展示.結構大柄のようだが,きっと描写も素晴らしいのだろう.
早く日本でも手にすることができるようになると嬉しい.

V1D

Hasselblad
スウェーデンのHasselbladはFujiよりちょっと早く中判ミラーレスカメラX1Dを発表している.見るからにコンパクト.シャッター機構はレンズシャッターを採用.マウントアダプターで35mm判一眼レフのレンズを付けてクロップするとかトリミングするとかいった夢は100%ない.それ以前に本体のみで100万円なり,手が届かない.

またスクエアフォーマットの中判カメラのコンセプトモデルV1Dを展示.X1D以上に高嶺の花か.

一時は売却の噂もあったHasselbladですが,元気そうでやれやれです.

M1

YI
μ4/3でM1といえはOLYMPUSのフラッグシップ機E-M1だが,さらにもう一台新しくM1が誕生した.YI Technologyのカメラがそれだ.中国のメーカーで今まではアクションカメラを出しているようだ.今回μ4/3に参入.シンプル・コンパクトなカメラだ.ところでM1が2機種となるとOLYMPUSがフィルム一眼レフM-1を発表したときのエピソードを思い出す.米谷氏はLeicaに敬意を払い名称を変えたが,今回は中国メーカー.知的財産なんで関係ねーのお国,わざわざネーミングを変えてくることはないだろうな.

SAMSUNG
韓国の雄Samsungはどうやら不参加らしい.カメラ事業から撤退したという噂,1年以上カメラの新製品を出していないことから,撤退は間違えないだろう.(正式発表はあったのかな?)Samsungの凋落,韓国自体の経済危機は相当深刻なのだろう.

NX1なんて結構評価が高かったのに,やはり日本のカメラメーカーには敵わなかったと言うことかな.ちょっと誇らしく思う.